鹽竈(しおがま)神社(陸奥国一の宮)

志波彦神社・鹽竈神社(しわひこじんじゃ・しおがまじんじゃ)は、宮城県塩竈市にある神社(二社が同一境内に鎮座)。

志波彦神社は式内社(名神大社)。鹽竈神社は式外社、陸奥国一宮。両社合わせて旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は「塩竈桜」。

鹽竈神社は、全国にある鹽竈(鹽竃・塩竈・塩竃・塩釜・塩釡)神社の総本社である。

鹽竈神社の祭神は次の通り。

・別宮:塩土老翁神 - 主祭神

・左宮:武甕槌神

・右宮:経津主神

塩土老翁神は謎の多い神であるが、海や塩の神格化と考えられている。神武天皇や山幸彦を導いたことから、航海安全・交通安全の神徳を持つものとしても見られる。また安産祈願の神でもある。武甕槌神と経津主神は東北を平定するために派遣された朝廷の神。

 wipipedia

鹽竈神社訪問記

2014年6月6日

出張ついでに宮城県の史跡、仙台城、加賀城跡、鹽竈神社、陸奥国分寺を次々訪問。時間がなくほぼ写真撮影だけ。

2011年6月11日

東日本大震災の惨状をこの目でと、名取から気仙沼まで太平洋岸を車で走行。途次鹽竈神社へ。

 

2014年6月6日撮影 右宮左宮の拝殿
2014年6月6日撮影 右宮左宮の拝殿

 

●フォトギャラリー 2014年6月6日撮影  ※クリックで拡大

 

●フォトギャラリー 2011年6月11日撮影  ※クリックで拡大

今思えば、たまたまこの日は何の行事だったのか。

写真にある白い布で覆っているのは、もしかして別宮の主祭神・塩土老翁神(しおつちおぢのかみ)で、右宮左宮に遷そうとしているのか?? それとも右宮左宮の祭神がどこかから還ってきたのか??(2017.01.09記)

最後の写真は、志波彦神社の拝殿。

鹽竈神社周辺の地形を調べてみる

鹽竈神社は、起伏の激しい松島丘陵一森山の尾根に位置する。標高は50mほど。

一の宮地形区分は「山地・丘陵地」

●地理院地図 土地条件図(初期整備版)

 

●地理院地図 地形図+色別標高図