日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)は、和歌山県和歌山市にある神社。1つの境内に日前神宮・國懸神宮の2つの神社があり、総称して日前宮(にちぜんぐう)あるいは名草宮とも呼ばれる。 両社とも式内社(名神大)、紀伊国一宮で、旧社格は官幣大社。現在は神社本庁に属さない単立神社。和歌山市内にある当社と竈山神社、伊太祁曽神社に参詣することを「三社参り」と言う。
神体の鏡はいずれも伊勢神宮内宮の神宝である八咫鏡と同等のものとされる。八咫鏡は伊勢神宮で天照大神の神体とされていることから、日前宮・國懸宮の神はそれだけ重要な神とされ準皇祖神の扱いをうけていた。
祭神
日前神宮
・主祭神
・日前大神 (ひのくまのおおかみ) -日像鏡(ひがたのかがみ)を神体とする。
・相殿神
・思兼命(おもいかねのみこと)
・石凝姥命(いしこりどめのみこと)
國懸神宮
・主祭神
・國懸大神 (くにかかすのおおかみ) -日矛鏡(ひぼこのかがみ)を神体とする。
・相殿神
・玉祖命(たまのやのみこと)
・明立天御影命(あけたつあめのみかげのみこと)
・鈿女命(うづめのみこと)
2020年2月3日訪問
紀州口熊野マラソン翌日
田辺城跡→一の宮伊太祁曽神社→一の宮日前神宮・国懸神宮→
和歌山城→?紀伊国府跡→紀伊国分寺跡
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一の宮地形区分は「低地自然堤防」
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