出雲大社(いずもおおやしろ、正仮名遣いでは「いづもおほやしろ」/ いずもたいしゃ)は島根県出雲市大社町杵築東にある神社である。式内社(名神大)出雲国一宮で、旧社格は官幣大社。現在は神社本庁包括に属する別表神社、宗教法人出雲大社教の宗祠。
古代より杵築大社(きずきたいしゃ、きずきのおおやしろ)と呼ばれていたが、1871年(明治4年)に出雲大社と改称した。二拝四拍手一拝の作法で拝礼する。明治維新に伴う近代社格制度下において唯一「大社」を名乗る神社であった。
出雲大社の創建については、日本神話などにその伝承が語られている。伝承の内容や大社の呼び名は様々であるが、共通して言えることは、天津神(または天皇)の命によって、国津神である大国主神の宮が建てられたということであり、その創建が単なる在地の信仰によるものではなく、古代における国家的な事業として行われたものであることがうかがえる。
2012年7月23日
山陽山陰地方4泊のツアー旅行で二度目の出雲大社。
一度目はこの数年前だが、日にちも覚えていない。もちろん写真も無し。
●フォトギャラリー 2012.07.23 ※クリックで拡大
出雲大社は、島根半島西端山地の南に面した山裾および出雲平野北西端に位置する。
拝殿本殿は扇状地上に位置している。一の宮地形区分は「山地・丘陵地裾地」
●地理院地図 治水地形分類図(更新版)
地図を見ると、大鳥居の北に参道を横切るように谷が入り込んでいる。あらためて写真を見たら確かに参道は下っていた。↑上の写真。大鳥居の標高は14m、参道の低いところで4m。
出雲平野西端、日本海に沿って砂丘が発達しているのが特徴的である。出雲大社の南辺りから半島のように内陸に食い込んでいるのが浜山砂丘。
●地理院地図 地形図+色別標高図
●国土調査 地形分類図