別名 :なし
城郭構造 :山城
天守構造 :なし
築城主 :北条氏照
築城年 :1587年(天正15年)頃
主な城主 :北条氏照
廃城年 :1590年(天正18年)
遺構 :石垣、曲輪、御主殿跡、堀切、井戸、縦堀、
指定文化財 :国の史跡
再建造物 :石垣・虎口・引き橋、
八王子城は、北条氏の本城である小田原城の支城であり、関東の西に位置する軍事上の拠点であった。
北条氏康の三男・氏照が1571年(元亀2年)頃より築城し、1587年(天正15年)頃に本拠とした。氏照は当初、大石氏の滝山城に拠っていたが、小田原攻撃に向かう甲斐国の武田信玄軍に攻められた際に滝山城の防衛の限界を感じて本拠を八王子城に移した。
小田原征伐の一環として1590年(天正18年)7月24日(旧暦6月23日)、八王子城は天下統一を進める豊臣秀吉の軍勢に加わった上杉景勝、前田利家、真田昌幸らの部隊1万5千人に攻められた。この八王子城攻防戦を含む小田原征伐において北条氏は敗北し、城主の北条氏照は兄、氏政とともに切腹した。のちに新領主となった徳川家康によって八王子城は廃城となった。
2016年5月22日訪問
高尾駅から昭和天皇武蔵野陵に立ち寄り、歩いて八王子城へ。
御主殿跡はかなり復元整備されている。城跡見学より野鳥撮影の人が多かった。御主殿跡から本丸跡までは結構登りがきつい。。
100名城スタンプは八王子城跡ガイダンス施設と八王子城跡管理等に。
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お城地形区分は「山地・丘陵地」
●地理院地図 地形図+色別標高図