若狭国 小浜藩

戊辰戦争時の小浜藩について

小浜藩:譜代 10.3万石 Wikipedia

居城:福井県小浜市 小浜城 Wikipedia

城郭構造:輪郭式平城

開戦時藩主:酒井忠氏 (ただうじ 当時32歳)

第12代藩主・並びに第14代(最後)の藩主となった酒井忠義は、幕末期の京都所司代として有名。

藩主家の変遷:関ヶ原の戦いの戦功により、京極高次が若狭一国を与えられ8万5,000石で入ったのが小浜藩の立藩。二代忠高が寛永11年(1634年)に出雲隠岐松江藩へ23万5,000石で移封となると、武蔵川越藩10万石の藩主だった酒井忠勝が若狭および越前敦賀郡および近江・安房国の合計11万3,500石に加増転封されて小浜藩に入る。以後幕末維新まで酒井家の支配となる。

戊辰戦争への対応:酒井忠氏は幕府側に与して新政府軍と戦ったが、敗れて降伏した。その後、小浜藩は新政府より北陸道鎮撫使の先鋒を命じられ、奥羽まで転戦した。戦後に賞典禄2000両

小浜藩訪問記

2017年4月28日訪問

琵琶湖周辺と、敦賀、小浜方面史跡巡りの二日目。

小浜城跡→府中地区(総神社)→若狭彦神社・若狭姫神社→若狭国分寺跡→明通寺

小浜城本丸跡の周囲は民家が立ち並んでいる。

 

●フォトギャラリー  ※クリックで拡大

小浜城跡地には小浜神社が建てられている。

 

●小浜城縄張り図

余湖さんのホームページよりお城情報満載のHP。図の掲載許可いただいてます

小浜城周辺の地形を調べてみる

お城地形区分は「低地三角州」

近世の城として、戦時の防御性よりも行政処理の利便性に重きがおかれ平坦な平野の中央部に築かれたようだ。

 

●国土調査 地形分類図

 

地理院地図 治水地形分類図

 

●地理院地図 地形図+色別標高図