国分寺跡:創建時の寺跡は国の史跡に指定され、史跡紀伊国分寺跡歴史公園として整備がなされている。また、隣接して紀の川市歴史民俗資料館がある。現在の本堂が創建時の国分寺の講堂跡に立っている。
国分尼寺跡:尼寺の所在・経緯は明らかでない。 一説として、僧寺の西方約800メートルに残る西国分廃寺跡(にしこくぶはいじあと、岩出市西国分)を尼寺に指摘する説がある。この廃寺には現在は塔心礎のみが残っており、「西国分塔跡」として国の史跡に指定されている。
国府跡:国府は名草郡に存在した。10世紀以降には和歌山市府中(府守神社付近)に所在したと推定され、それ以前については和歌山市府中とする説のほか岡田遺跡(岩出市)とする説が挙げられている。
総社:大屋都姫神社に合祀の総社明神か。別説に府守神社(和歌山市府中)か。
2020年2月3日訪問
紀州口熊野マラソン翌日
田辺城跡→一の宮伊太祁曽神社→一の宮日前神宮・国懸神宮→
和歌山城→?紀伊国府跡→紀伊国分寺跡
↓?国府跡 府守神社周辺
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↓?国府跡 府守神社周辺
国分寺地形区分は「台地平坦地」
●地理院地図 ベクトルタイル地形分類図
●地理院地図 治水地形分類図
●地理院地図 地形図+色別標高図